『WEB2.0時代が本当に始まった!これからは顧客の時代』

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「WEB2.0」についてはもう聞き飽きたよ。思われる方もいるでしょう。
そういう私も「WEB2.0」という題目で2006年から50回以上も
講演させてもらっていて、正直この言葉には飽きてきたかもしれません。


しかし、言葉が先行していた「WEB2.0」お祭り騒ぎが去って、
これから本当に、数年の間でビジネスの仕方が大きく変わっていきます。


一番大きな概念として変っていくのは「顧客主導」のマーケットに
なっていくということです。

特にプロモーション(販売促進)について見てみると
今まで、商品購買の機会は常に企業側から提案されたものでした。

例えばTVや雑誌・新聞で欲しいものを見つけて買った場合、
企業が発信した広告から購買の情報を得ています。

情報操作と言ったら言い過ぎかもしれませんが、
編集記事や番組として構成されているものを含めても、
やっぱり企業からの提案にて購買の機会を与えられていることに
かわりありません。

口コミは違うよ。とおっしゃるかもしれません。
口コミも元を辿れば広告ですが、それは置いておいて
実際に口コミの情報を頼りに売り場に行ってみると
そこでは買えなかったりします。

購入時点での商品セレクトも企業の力が大きく働いているわけです。


こんなものが欲しいな、と考える顧客がいても
該当商品にリーチさせなければ顧客は代替品を買って
満足してしまいます。

私はプロモーションコンサルタントとして
永らくこの企業主導の仕組みを支援してきました。


上記のシステムは全く間違っていなかったし
今までは、企業側だけでなく顧客にとっても
必要なシステムだったと考えています。

しかしこれから、本当の意味でのWEB2.0、Global3.0と
言われる時代が始まり、私達企業側は非常に厳しいことに
商品購買の情報を得る機会を開放することになりました。

例えばプロモーションについては、検索エンジンの利用者増加は驚異ですね。

今まで一方的に企業から発信していた情報を顧客が能動的に探し
勝手に商品購買の情報を得てしまいます。

ですから、これからの顧客はこう考えると予測されています。

「欲しいもので入手できないものはない」


つまり、検索サイトにてメディアを通さずに商品情報を得ることで
ニッチマーケットの商品など流通にのらなかった商品にも
リーチできるようになってきました。


また個人と個人が情報を交換しあうことで
店舗等のオフラインの購買時点では購入できなかった
商品情報の取得が可能となってきました。

私自身もよくこの言葉を発していることに気づきます。
「まず、調べてみて」
もちろんインターネットで調べることを指します。


つい先日、事務所でこんなことがありました。


湯沸かしポットが欲しいというスタッフが
「近所のデパートで買ってきます」と言う言葉をさえぎって
「まず、調べてみて」と言いました。

事務所に必要なポットは、置き場所の関係から、
幅の制限や容量、色にも、こだわりたいもの。
また、節電機能や沸騰するまでの時間など、本当に
必要な機能やコンセプトを持ったポットがあるはずです。


数分後、彼女はぴったりのポットを発見しました。
予算は2000円程オーバーしましたが後は
ほぼ完璧に欲しい湯沸しポットそのものでした。

それが近くのデパートで売っていれば、もちろんそこで
購買するし、なければ買える方法を探します。


結局ネットで購入しましたが、
このようにプロモーションひとつとっても、
「顧客の時代」になってきました。

「顧客の時代」では、なんと言っても、
売り手がまずできる事は顧客を知ることです。


インターネット上では顧客の行動や心理を知ることが
オフラインより優しくなっています。

顧客はインターネット上に沢山の情報を残していって
くれているからです。


アクセスログ。


顧客を知るために必要な重要な情報を宝の持ち腐れに
していないでしょうか。


次号のメルマガではこのアクセス解析について
お話していきたいと思います。

WEBプロモーションコンサルタント 犬伏恵美子

※旧メルマガ1~7号「WEB2.0時代のWEBプロモーション」をご参照下さい。
http://gath.jp/mailmagazine.html

※参考 石塚しのぶ氏著「『売れる仕組み』に革命がおきる」