『アクセスログ解析2 KGIとKPI』

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前回のメルマガに引き続きアクセスログ解析です。

まずアクセスログ解析を始める前に、サイトの"目的"を再認識しましょう。

もちろん個々のサイトの目的は違いますが
その目的は、必ず具体的な目標の数値に置き換えなければなりません。


もしサイトの目的が新規顧客獲得だとしたら、
サイトからの問い合わせは1週間で何件必要ですか?それを引き継いだ
営業マンが実際に動いて制約する数値はいくつでしょう?

もしサイトの目的が会員からの意見を吸い上げることであれば
1か月で何件の会員登録が必要ですか?また会員が書き込む
レスポンスの数はいくつあればよいのでしょう?

私はWEBコンサルタントとしてクライアント企業に伺う時も
まず、サイトの目的を数値で表すところからスタートします。

その数値は商品やサービスによってももちろん違いますが、
WEBサイトへの期待度やサイト運営人員数、社内の意思決定にかける時間等
様々な係数を把握していないと目標としての数値化ができません。


割と多いのが事実から算出した目標の数値ではなく、エイヤ!で決めた
理想の数値を掲げてしまっていることですが、それはまた別の機会に
でもお話しましょう。

その目標となる数値指標のことをKGI(key goal indicator)といいます。
WEBサイトは何でもできるマルチなツールとしては稼働することは難しく
だた1つの目的だけを達成するために制作する必要があります。
専門性の高い営業マンというところですね。

また、その目標に対してだけでなくプロセスの部分での数値を見ていく必要が
ありますが、その数値指標をKPI(key performance indicator)といいます。


今回のアクセスログ解析では、このKGIとKPIを見ていきましょう。


WEBサイトでのプロセス1は入口ですね。
ランディングページとなっているページの数を見てみましょう。
INDEXページになっていることが多いのかもしれませんね?


プロセス2はもう少し具体的な説明ページになります。
ネットショップで例えると商品一覧ページ、店舗サイトであれば店舗一覧
といったところでしょうか?


プロセス3では来訪者はさらに深くに入っていきます。
商品詳細ページや店舗インフォメーションページへの
来訪者数はどれくらいありますか?


プロセス4ではページの閲覧から行動へ移ります。
購買画面や資料請求画面、店舗であれば割引チケットなどのページです。
このページにはいったい何名来訪しているのでしょう?


そしてプロセス5はサンキューページと呼ばれているページです。
「購入ありがとうございました」「会員登録ありがとうございました」と
実際の購買や申込入力が終了するページには
何人誘導できているのでしょうか?

上記5つの数値を順番に並べて表記してください。

5つの数字を並べただけで気づいたことがありませんか?

数字を並べることで、サイトの導線が見えてきます。
どれくらいの割合の方が次のページに進んでいるのか、
購買しようと思ったのか、購買したのかを定量的に把握できます。

プロセスのどの段階で離脱しているのか、それを知ることで
改善策を見いだせるということです。


例えばTOPページ(ランディングページ)から次へ進んでいなければ
せっかく来訪してくれた方が欲していたページではなかったということです。
検索対策や広告表現が間違っている可能性が高いです。


例えばプロセス2の商品一覧からプロセス3の商品ページに進まない場合は
欲しい商品が見つからない。
つまり、見難い、解りにくいなどの点が挙げられます。

もしプロセス2に辿り着いた方の多くが、ある商品ページだけに流れている
傾向があれば、一覧ページからの誘導ではなく
TOPページにその商品ページリンクを置いたほうがよいでしょう。


今回は細かな数字を追うことが目的ではありません。
上記5つの数字を定期的に並べて見るだけで、
大きな問題点を感じとることができるはずです。

また、一歩進んでお勧めしたいのが、サイトアクセスログ解析だけではなく
サイトからの問い合わせ先に実際に営業マンが訪問して制約した数や、
購買後のリピート数等のオフラインの指標も、
アクセスログ解析と一緒に盛り込んで表にすることです。

本当の数値目標に向き合っていくことが第一歩だと考えています。


次回は「検索語」についてお話していきます。