『携帯サイトのSEO対策』

[ メルマガ ]

前回に引き続き、携帯サイトの可能性を探っていきます。


PCサイトと携帯サイトとでは、ルールが違う部分は沢山ありますが
販促として気になるのは、SEO対策のルールではないでしょうか?

携帯サイト用クローラーは精度が低い。というのがもっぱらの意見ですが
これはユーザー数の増加・サイト数の増加と直結しているので、
徐々に精度をあげていくことでしょう。


ですから今、私達が考えるべきことは、このぬるい検索エンジンでも
確実にサイトを上位表示させたいということなのです。


目指せ10位以内!

携帯サイト内のWEB検索では1ページ目に表示されるのは5位まで。
3位までの掲載というブラウザもあります。
PCサイトのSEO対策ではよく20位以内(2ページ以内)を目標に
していましたが、携帯WEB検索では10位以内(2~3ページ以内)を
目指す必要があります。


それでは最初に、PCサイトとのSEO対策共通点から。


1)1サイト1キーワードのルール

このメルマガでも何度も何度も言っていますが、
これは携帯サイトでも有効な手法。
クローラーからもユーザーからも何のサイトか分かり易くすることが
ファーストステップ。1サイトでは必ず潔く1つのテーマに絞ってください。
キーワードが沢山ある場合はどういたらいい?とよく聞かれますが、
答えは簡単。キーワードごと、つまり引きのある商品ごとに
ホームページを開設してください。

2)コンテンツボリューム

サイト内容の信頼度やコンテンツボリュームもまた重要です。
特に携帯サイトでは、表示される文字数の制限からコンテンツを減らして
設計してしまうケースが多いのです。
そのため、キーワードも配置しにくく、コンテンツボリュームと合わせて
キーワード数を減らしてしまうこととなります。

現在の携帯サイトはPCサイトと同様に、指定のHPを閲覧するためではなく、
情報獲得の手段として用いられています。コンテンツボリュームの確保と
ユーザーが本当に必要としている情報の開示を心がけてください。

3)キーワードの埋め込み

これもまたPCサイトと同様に必要な作業です。
基本のtitleタグやaltタグなどPCサイトのSEO対策がここでも役立ちますね。

キーワード密度と合わせて、サイトに挿入されているキーワードの‘量’を
一度確認してみる必要があるでしょう。

4)リンクポピュラリティ

携帯サイトでも外部リンク・内部リンクは大事な要素となっています。
しかしまだ携帯サイト自体が少ないこともあり、
サイト同士がリンクを貼り合う現状には至っていません。

現段階ではまず内部リンクを充実させ、ぺージ間のコンテンツを
クローラーに確実に行き来してもらうことを考えましょう。


と、大きな要素を挙げてみましたが、
ここまではPCサイトも携帯サイトのSEO対策も同じ。


では携帯サイトのSEO対策が、PCサイトと違う部分は何でしょうか?

1)クローラーの障害を排除する

携帯サイトには「IP制限」という指定のアクセス以外を
排除する仕組みがあります。
指定外のキャリアやPCサイトでは上手く表示されなかったり、
ダウンロードコンテンツが稼働しなかったりすることが問題にならないために必要な機能です。

しかしIP制限をかけると、今度はクローラーがやってこないことになり、
大変ややこしい問題となっている部分です。

自社サイトでどこまで不正アクセスを排除したいかを
WEB制作会社とよく話し合う必要があります。

2)絵文字もクローラーの障害

クローラーが読み易いサイトをつくることがSEO対策の基本ですが
絵文字もクローラーの障害となります。PCサイトの場合も初期段階では
画像や動画はクローラーが読めない為、不利であると考えられていました。

しかし、ユーザーの導線確保のためには絵文字は不可欠。
現在では絵文字を入れすぎず、適度な間隔で配置することが
解決方法と言えるでしょう。

3)上部へのキーワード配置などユーザビリティの違い

ユーザビリティから考えるサイトの設計も、SEO対策の大事な要素ですが、
ユーザビリティ自体がPCサイトと携帯サイトでは違います。

例えばPCサイトでは、ユーザーが左上からFの字のようにサイトを
閲覧する傾向から、左上部に重要な要素やボタンを配置していました。

携帯サイトでは画面が小さいため、
ぺージ上部に配置したテキストが最も目にとまります。
そのためぺージ上部に配置したキーワードが有効になりやすいのです。

4)スパムになりそうな行為はしない

PCサイト検索エンジンの精度は、以前よりかなり高くなりましたが、
アルゴリズムの模索期には色々な対策が流行し、その後それが
スパム行為と認定されサイト検索順位が大幅に落ちる事が度々ありました。

携帯サイト検索エンジンはまだ精度が低いため、これからPCに倣って
様々なスパム行為となるSEO対策が流布するでしょう。

例えばぺージ背景に大量にキーワードを埋め込むことや、
関係のないサイトにやたらとリンクを張る等は、
PCサイトのSEO対策として流行し、その後スパム行為と認定されました。

こういった行為はアルゴリズムが未発達な段階では効くのかもしれませんが、
これから長く商売を続ける大事なサイトにスパム認定は大きな傷になります。

現段階ではスパム行為として認定されそうな手法は取らないことが、
結局近道なのです。


3)外部リンクを申請する

先に述べたように携帯サイトに外部リンクを貼ることは難しいの現状。
しかし、ポータルサイトに申請を行いリンクしてもらう方法があります。
下記に申請を行う事ができる代表的な例を記しておきます。
もちろん現時点では、申請はしたほうがよいでしょう。

・Yahoo!モバイルにディレクトリ登録
・Googleモバイルのサイトマップ追加
・R25式モバイルにディレクトリ登録
・ケータイlivedoorのディレクトリ登録


これから携帯サイトの活用をお考えの方に情報が役立つことを願っています。
次回は携帯サイトのSEMについて考えてみたいと思っています。


出典・参考
「携帯サイトSEO&SEM向上テクニック」佐藤正弘著
「PROCESS OF MOBILE SUCCESS」

*このメルマガは2008年9月3日(発行日)現在の内容です。